あさやけ共同作業所のコンサートや
韓国のデモや大集会の映像を交えてのお話。 |
11月21日(日)中央合唱団の今年度企画「うたごえ連続講座」の第1回目が開催されました。講師は小林光さんです。
小林光さんのお話は、「私の心に響いた歌ひとたち…というより、私をうたごえに導いてくれた人たちのことから語りたい」と、電通のうたごえ、作業所の障がい者とのうたごえ関わりから始まりました。
小林光さんは、当時の電電公社に入社。1961年八王子電話局の歴史的な合理化闘争などを経験し、職場の先輩たちに誘われてうたごえ運動に参加したそうです。職場の組合分裂、うたごえ運動の分断化や差別などの壮絶なたたかいの中から「自由なる朝へ」「母さんの樹」が生まれ広がっていった経過は本当にすごいものでした。電通のうたごえ自力の詩作りでは未熟だと詩人の滝いく子さんに協力を依頼、職場でどんな差別を受けているかをかたる、たかひらゆきつぐさんが号泣してしまうエピソードは、胸を詰まらせました。そして滝いく子さんはその真剣さに打たれて、体重が5キロも経るような苦労をされて、「自由なる朝へ」を書き上げてくれたのでした。 |