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中央合唱団を愛する理由(わけ)〜私流昔話 No.3

播磨豊和(中央合唱団・前団長) 

** 爆笑篇 その3**

10)専従団員の中にはその生活や訓練および活動などにつまずき、寮を脱出して失踪してしまう団員もいました。その団員の行方を突き止め、今後のことを話し合う役回りを、なぜか私が仰せつかりました。
K、Uの男女が失踪し小田急線沿線に居るらしいとの情報をたよりに、朝からO氏と一緒に伊勢原・鶴巻温泉駅などの周辺を探し回り、ようやく両名が住むアパートをつきとめましたが、人の苦労も知らずに幸せそうなお二人と言葉を交わしたときはすでに日が暮れていました。
男性のHが失踪し、新潟県のスキー場でアルバイトをしているのでは…との情報を頼りに越後湯沢・十日町などのスキー場巡りもしました。その時は遭えませんでした。
合唱団の専従が「デカ」をやるとは思いませんでしたが、小田急線沿線の旅や新潟スキー場巡りを体験できるというのも、中央合唱団の魅力の一つといえましょう。

11)合唱団や演奏グループ公園準備のため、全国を飛び歩きましたが、困ったのは言葉が分からないことでした。特に苦労したのは青森での津軽弁(うちあわせの時に、私に通訳がついた)、鹿児島(薩摩)弁、沖縄ことばでした。
沖縄には2ヶ月駐留したことがありますが、お店でカップラーメンを買い料金を払うと、やおら店番のおばあちゃんが私に話しかけ(意味が全然分からない)、ラーメンをひったくり奥へ引っ込んでしまったではありませんか…。何が起きたのか?しばらく呆然と突ったっていると、おばあちゃんがラーメンを持って再び登場しました。ラーメンにはお湯が注がれ即食べられるようになっていたのです。要するに先の話は「ここへ腰掛けて。私と話しながら食べていけ」と言っていたのでした。こんなに嬉しい経験も合唱団ならではのとです。

爆笑編つづく

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